2007年8月6日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のエリコ(Jericho)で会談したパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長とイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相(左)。(c)AFP/Amos BenGershom/Government Press Office
【8月7日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長とイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相は6日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)で会談した。米国が今年後半の開催を呼び掛けている中東和平をめぐる国際会議を前に、双方の主張の隔たりを埋めることが狙いとみられている。
会談はヨルダン川西岸の町エリコ(Jericho)のホテルで行われた。両者の首脳級会談がパレスチナ自治区内で行われるのは数年ぶり。警備体制は厳重を極め、会場のホテル周辺の半径1キロメートル以内にはイスラエルの治安部隊が配置されて、立ち入りが禁止された。会談はメディアにも公開されず、ホテルの従業員らも会談終了まで自宅待機するよう命じられた。
6年以上にわたり停滞している中東和平交渉の再開に弾みをつけようと、今年後半の国際会議を米政府が呼びかけたが、和平交渉の進め方に関するパレスチナ側とイスラエル側の溝は深く、同国際会議前に事態が進展する見込みは薄い。
エルサレム(Jerusalem)の帰属問題や国境線、さらにはパレスチナ難民の問題など、両者の衝突の最大要因となっている「核心的問題」に焦点を当てた協議をパレスチナ側が望んでいるのに対し、イスラエル側はそうした微妙な問題を扱うのは時期尚早だと異議を唱えており、両者は一致点を見いだせていない。(c)AFP/Imad Abu Sunbul