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レバノン補欠選挙、キリスト教勢力の分裂が深刻化

  • 2007年08月07日 00:15 発信地:ベイルート/レバノン
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2007年8月5日、レバノンの首都ベイルート(Beirut)北東部で投票する野党「自由愛国運動」のCamille Khoury候補。(c)AFP

【8月7日 AFP】(一部更新)反シリア派議員2人の暗殺にともない、5日に実施されたレバノン国民議会の補欠選挙は、2つの選挙区で与野党が1勝ずつする展開となり、キリスト教勢力の分裂が深まる結果となった。

 キリスト教マロン派同士の対決となったベイルート北東の選挙区では、ミシェル・アウン(Michel Aoun)氏率いる野党「自由愛国運動」が擁立したCamille Khoury候補が、昨年暗殺されたピエール・ジュマイエル(Pierre Gemayel)産業相の父親で、与党側から立候補した反シリア派のアミン・ジュマイエル(Amin Gemayel)ファランヘ党党首を、418票の僅差で下した。内務省が発表した。

 一方、西ベイルートの選挙区では、今年6月13日に自動車爆弾で殺害されたイスラム教スンニ派のワリード・アイド(Walid Eido)議員の後任に、与党系のモハマド・アミン・イタニ(Mohamad Amin Itani)候補が大差で当選した。

 選挙は戦車や陸軍部隊が展開する厳戒態勢のもとで行われた。対立候補の支持者らの衝突を警戒し、両陣営は投票締め切り直後に支持者らに自制を呼びかけた。

 今回の補欠選挙は、9月に予定される大統領選挙の行方を占うものとみられている。レバノンの大統領は、キリスト教マロン派の議員から選出されるのが慣例。(c)AFP
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