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仏リビア首脳会談へ、ブルガリア人看護士らの本国送還受け

  • 2007年07月26日 01:00 発信地:トリポリ/リビア
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  • リビア児童集団HIV感染事件
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2007年7月24日、パリの大統領官邸で記者会見に臨むニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領。(c)AFP/PIERRE VERDY

【7月26日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は25日、リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐との首脳会談のため、リビアの首都トリポリ(Tripoli)へと出発した。リビアで起こった児童集団HIV感染事件の被告として、一度は同最高裁から死刑判決を受けたブルガリア人医療関係者ら6人が前日、本国送還されたことを受けた訪問とされ、フランスがリビアとの関係正常化を目指す兆しとみられている。

 フランスの外交努力も奏功して児童集団HIV感染事件の被告らの引き渡しが実現した後、サルコジ大統領はトリポリを「政治訪問」すると公表していた。会談にはベルナール・クシュネル(Bernard Kouchner)外相、ブリス・オルトフー(Brice Hortefeux)移民・国家アイデンティティー相も同行する。
 
 サルコジ大統領は今回のブルガリア人被告引き渡しをきっかけに、リビアとの外交関係の強化を望んでいると観測筋はみる。大統領夫人のセシリア(Cecilia Sarkozy)さんも、トリポリを訪れ、被告引き渡しの交渉に当たっていた。石油や天然ガス資源が豊富なリビアは、フランスの主要な貿易相手国となりうると専門家らはみる。

 サルコジ氏は前日、ブルガリア人引き渡しから数時間後に開かれた記者会見で、「リビアと連携協定を調印することを私は望んでいる」と発言、「フランスだけがこの種の協定を結ばない国である理由が分からない」と述べた。

 リビアの政府高官によると、新協定の範囲は安全保障からエネルギー協力、教育、移民問題、保健衛生や科学研究分野にまで及ぶ可能性があるという。

 リビアの児童集団HIV感染事件とは、医療スタッフが行った輸血でリビア人児童数百人がエイズ(HIV/AIDS)に感染、数十人が死亡した事件で、リビア最高裁判所は7月11日、被告の外国人看護師ら6人に対し求刑通り、死刑判決を宣告した。しかし前週、死刑は終身刑に減刑され、さらに24日に被告たちはブルガリアに送還、大統領令により恩赦となった。(c)AFP

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