2007年7月20日、北京のホテルで、6か国協議について記者会見するクリストファー・ヒル(Christopher Hill)米国務次官補。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【7月24日 AFP】北京での6か国協議首席代表会合を終え帰国した米首席代表、クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は23日、北朝鮮の非核化を目指した合意事項を2008年中に完了したいとの考えを表明した。
ヒル次官補は、記者会見で「(完全履行は)早ければ早いほどいい。12か月はかからないのではないか」と語った。その背景には、2008年11月の米大統領選挙を控え、ブッシュ政権が選挙前の北朝鮮の核問題解決を強く望んでいることがある。
9月に予定されている次回6か国協議では、すべての核計画の申告や、核施設の無能力化などの「次の段階」の履行期限を年内とする、包括的な実施計画の採択が求められると見られる。
これについてヒル次官補は、(次の段階が)年内に履行された場合には、北東アジア安全保障フォーラムの設置や南北朝鮮の和平協定締結など、そのほかの問題に取り組むことができるが、年内に履行されない場合には合意事項の2008年中の完了が難しくなると強調した。(c)AFP/P. Parameswaran