2007年7月18日、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議について北京で会見する日本首席代表の佐々江賢一郎(Kenichiro Sassae)外務省アジア大洋州局長。(c)
【7月18日 AFP】18日午後、北京で開始された北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の首席代表会合で、北朝鮮は同国の核計画に関する申告を行い、「今年中に核施設の無能力化を履行したい」と述べた。
午後2時半から開始された代表会合は、2月に合意された「初期段階措置」である核施設の停止を北朝鮮が履行したことを受け、「次の段階の措置」についての話し合いが行われた。
6か国協議の韓国首席代表、千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Yung-Woo)外交通商省平和交渉本部長は報道陣に対し、「北朝鮮側から、より短期間のうちに核計画について申告し、今年いっぱいか、または5、6か月以内に(同国の核施設を)無能力化したいとの意思表示があった」と会合での発言を明らかにした。
北朝鮮は16日、寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)にある核施設の主要原子炉を停止したが、続いて、18日の会合直前には、残る全核施設も停止したことが確認されたと、国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)のモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)事務局長が発表した。
寧辺の原子炉が停止したことで、今回の首席会合の焦点は、北朝鮮による「核計画の完全申告と核施設の無能力化」を目標とする「次の段階の措置」に集中するだろうと見られていた。
各国の首席代表らは同日午前、事前調整のため相次いで2国間協議を行った。2国間協議を行った米首席代表クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補と韓国首席代表の千平和交渉本部長は、「次の段階の措置」の年内完了を目指したいと述べていた。この時点では、北朝鮮側からはこの日程に従う意思は示されていなかった。
6か国協議の2月合意では、北朝鮮による核兵器および核開発計画の完全かつ恒久的な放棄を最終目標としている。(c)AFP


