【7月7日 AFP】タイの憲法起草委員会(Constitution Drafting Assembly 、CDA)は6日、新憲法の最終草案を承認した。これは、2006年の軍事クーデター後のタイに民主主義をもたらすものだが、厳しい反対も出ている。
草案に関して来月、国民投票が行われる予定となっているが、反対運動もすでに行われており、この投票結果によっては、クーデター後に見られたような大規模な混乱が再び引き起こされかねないとの見方もある。
憲法起草委員会のNoranit Sethaputra委員長は、反対や棄権もなく、98人全員が最終草案を承認したと語った。
第1次草案に含まれていた議論の的となった問題点のいくつかは排除されたものの、タクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)前首相支持派は、新憲法を断固として不承認に追い込むとしている。
1997年に制定された前憲法と比較して、この草案は非民主的だとの指摘もある。前憲法は、タイの王制史上最も民主的な憲法として広く称賛されていたものだった。軍はクーデターで全権を掌握するとすぐに、前憲法を停止していた。(c)AFP