2007年7月5日、首相官邸で記者会見を行う安倍晋三首相。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【7月6日 AFP】2007年度版防衛白書は6日、安倍晋三(Shinzo Abe)内閣で承認された。日本の軍事的役割を拡大しようとする安倍首相の主導の下、今年1月に防衛省が発足してから初めての防衛白書になる。承認された白書によると、北朝鮮の長距離ミサイルを含む軍事脅威に対抗するため、日本は早急にミサイル防衛(MD)システムの構築を目指す。
防衛白書は、北朝鮮は日本を含む東アジア全域が射程範囲に入るミサイルシステムを開発中であり、オーストラリアの北端、アラスカの一部までが射程範囲内になる潜在能力を有しており、北朝鮮の軍事力についてさらなる警告を発している。さらに、北朝鮮の弾道ミサイル開発と管理能力は、さらに実用に即して強化されていると見られ、同国は弾道ミサイルの射程範囲の拡大を目指し開発中であるとしている。
また、白書は日本の「ミサイル防衛システムの開発を早期に完了させる必要性」を訴え、そのためには米軍との協力強化の必要であることにも言及した。
北朝鮮は今年に入って複数のミサイルの発射実験を行っており、東アジア全域に軍事的緊張をもたらしている。(c)AFP





