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米露首脳会談、打ち解けた雰囲気で関係改善を模索

  • 2007年07月01日 21:28 発信地:ケネバンクポート/米国
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2007年6月7日、ドイツのハイリゲンダム(HEILIGENDAMM)で手をとりあうジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領(左)とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)ロシア大統領。 AFP/PRESIDENTIAL PRESS SERVICE/ Astakhov Dmitry

【7月1日 AFP】米ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領とロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の首脳会談が1日、米メーン(Maine)州ケネバンクポート(Kennebunkport)にあるブッシュ大統領の別荘で開かれる。ブッシュ大統領は、メーン州特産ロブスターのもてなしで、両国の緊張緩和を模索する意向だ。

 米国による東欧ミサイル防衛(MD)配備計画やコソボ独立などの問題を抱え、両国の関係が冷戦以来の緊張状態にある中、今回の首脳会談では拡大しつつある両国の溝を埋めたい考えだ。

 米露関係はここ数か月で一層亀裂が深まっている。プーチン大統領はモスクワの赤の広場(Red Square)で5月9日、米国の政策はヒットラー政権下のドイツのようになってきたと発言。その1か月後、ブッシュ大統領はプラハ(Prague)滞在中に、プーチン政権下のロシアの民主主義の現状を強く批判した。

 両大統領の関係は、ブッシュ大統領就任当初の2001年は良好だったが、その後違いが鮮明になっている。プーチン大統領は米国のイラク戦争に反対を表明。コソボ問題では国連主導で独立に導きたい米国に対し、ロシアが強く反対している。米国が提案しているポーランドとチェコへのミサイル防衛システム配備は、ロシアにとっては脅威と映る。MD配備はイランのようなならず者国家からのミサイル攻撃を想定したものだと主張する米国に対し、ロシアはそのような脅威は存在しないとの見方だ。

 両国とも、今回の首脳会談で正式合意が交わされることは期待していない。溝があまりに深すぎると専門家は言う。しかし米国側は、イランと北朝鮮の核問題への対処といった、両国が協調できる分野も会談のテーマになると強調。1日から2日にかけての24時間足らずと時間は限られているが、両首脳が顔を合わせることで、外交関係の改善に向けた親密性を高める役割が期待される。

 ブッシュ政権高官によると、両国首脳が打ち解けた雰囲気で意見を交わせるよう、ブッシュ大統領は非公式な会談を望んでおり、ケネバンクポートを会談の場に選んだのもそのためだという。

 ケネバンクポートはメーン州沿岸にある観光地。ロシア大統領歓迎の意を込めて、ラムとパイナップル、オレンジジュースの新しいカクテル「プーチンパンチ」を売り出した店もあるという。1日にはブッシュ大統領とイラク戦争、およびチェチェン問題に対するロシアの対応を批判するデモも予定されている。(c)AFP

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