
【6月29日 AFP】チリで自宅軟禁下にあるアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元ペルー大統領の参院選出馬表明について、チリ、ペルー両国は28日、ペルーへの身柄引き渡しの障害とはならないとの見解を示した。
チリのミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)大統領は、ペルー政府からのフジモリ氏引き渡し要請を審理しているチリ最高裁が、出馬のニュースに惑わされることなく「おそらくすぐにでも、するべきことをするだろう」と述べた。
一方、ペルーのアラン・ガルシア(Alan Garcia)大統領も、フジモリ氏に対する訴訟手続が滞ることはないとしている。
フジモリ氏は、大統領在任中(1990-2000年)の人権侵害と汚職でペルー政府に訴追されており、ペルー政府はフジモリ氏の引き渡しをチリ政府に要請中。
チリの最高検事は今月7日、要請に応じるよう最高裁に勧告した。これを受けて、最高裁の担当判事は28日付けLa Tercera紙で、参院選投票日の7月29日以前に最終決定を下す可能性が高いことを示唆している。
フジモリ氏のスポークスマンは、身柄引き渡しおよび裁判を逃れるために出馬を決めたとの憶測を否定している。(c)AFP





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