2007年6月26日、訪朝に先立ち北京の空港で記者団に語る国際原子力機関(IAEA)実務代表団のオリ・ハイノネン(Olli Heinonen)事務次長。(c)AFP/TEH ENG KOON
【6月27日 AFP】26日から平壌入りしている国際原子力機関(IAEA)の実務代表団が、28日にも寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設を査察する見込みとなった。共同通信が27日、報じた。
これによると、オリ・ハイノネン(Olli Heinonen)事務次長は平壌での同通信の取材に対し、「明日、寧辺を訪問することになった」と語ったという。代表団は29日に、平壌に戻る予定だという。
IAEA査察官の北朝鮮入りは、北朝鮮が2002年12月に査察官を追放して以来およそ5年ぶりとなる。
平壌訪問に先立ち、ハイノネン事務次官は北京で行った記者会見で、北朝鮮がようやく非核化への動きを見せたとして、訪朝に楽観的な姿勢を示していた。しかし、北朝鮮の核開発の要である寧辺の核施設を実際に査察できるかどうかは不透明な情勢だった。
北朝鮮の核問題を協議する6か国協議の2月の合意では、エネルギー支援などの見返りに、北朝鮮は「初期段階措置」として核関連施設を停止および封印するとしている。エネルギー不足に苦しむ北朝鮮もこれに合意し、IAEA査察官の立ち会いのもとで寧辺にある5000キロワット級原子炉の査察を確約した。(c)AFP



