2007年6月26日、ワシントンD.C.のホワイトハウス(White House)に隣接するアイゼンハワー行政部ビル(Eisenhower Executive Office)で包括的移民制度改革について演説するジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領。(c)AFP/SAUL LOEB
【6月27日 AFP】米上院は26日、移民改革法案の審議再開について採決を行い、64対35で可決した。ただし、1200万人にのぼる不法移民に法的身分を与える同法案にはいまだ大きな障害が残されている。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領はこの法案を「歴史的好機」として称賛するが、一方では「恩赦」とも揶揄(やゆ)され、法案が上院を通過しても下院到着と同時に廃案になる見通しだ。
この法案は超党派の「取引」による脆弱(ぜいじゃく)な産物で、保守派からの強い反発を受けて今月初め上院で否決されている。
上院での法案審議に必要とされている得票数をわずか4票上回り可決した同法案は、さまざまな非難にさらされているブッシュ大統領にとって、2期目の国内政策における主要功績としたい意向で、最後の望みとしている。(c)AFP/Stephen Collinson