2007年6月21日、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領(左)と会話を交わすアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相(右)。(c)AFP/FRANCOIS WALSCHAERTS
【6月23日 AFP】欧州連合(European Union、EU)議長国、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は22日、EU新条約における投票システムの修正に関するポーランドのレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領との直接対談が不調に終わったことを受け、残りの加盟国に対して新条約の調整作業をポーランド抜きで行うよう呼びかけた。
メルケル首相のスポークスマンは新基本条約に関する一連の会合に言及し、「わが国の首相は政府間協議に関して(ポーランドを除いた)26か国から同意を得ることを目指している」と述べた。
最終的な決定には、加盟国による全会一致による可決が必要となる。
これに先立ちポーランドは、ドイツが新条約における投票システムとして提案する「二重多数決制」に一度は基本合意に達しながらも、これがドイツをはじめとする大国に有利であるとして、反対の立場を崩さなかった。
一方、カチンスキ大統領の外交政策担当顧問は、「我々は依然妥協の途も模索している」と述べている。(c)AFP/Guy Jackson