【6月20日 AFP】中国政府は19日、北朝鮮の核開発計画放棄に向けた合意事項の履行を妨げていた、北朝鮮資金の送金問題が進展していることについて歓迎の意を表した。
中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官は、国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)の核査察団を受け入れ、プルトニウムを生産しているとみられている寧辺(ニョンビョン、Yongbyon)の核施設稼働停止後の手続きなどについて協議するとの北朝鮮政府の決定を称賛。
秦報道官は記者団に対し「われわれはこの動きを2月13日の合意事項を履行しようとする北朝鮮政府の意志の現われだと考えている」と語る。
北朝鮮政府は2月13日の6か国協議で、燃料支援および外交関係の改善と引き換えに寧辺の核施設稼働停止を行うことに合意。履行期限を4月としていたが、米政府が2005年にマネーローンダリング(資金洗浄)や偽札製造に関与している疑いがあるとして凍結されていたマカオ(Macau)の銀行、バンコ・デルタ・アジア(Banco Delta Asia、BDA)の北朝鮮資金がそれまでに送金されなかったため、合意事項の履行を拒否していた。
中国代表の武大偉(Wu Dawei)外務次官は18日、北京で米国代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補と会談。国営新華社(Xinhua)通信は秦報道官の言葉として、両者は今後の6か国協議の進め方について話し合ったと伝えた。(c)AFP


