【6月20日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は19日、国民議会(下院)選挙で議席を大幅に減らしたことを受け再組閣し、女性を初めて経済・財務・産業相に起用、また内閣ナンバー2となる国務相も新たに任命したと発表した。
サルコジ大統領は、元首相のアラン・ジュペ(Alain Juppe)国務・環境・持続的開発相が17日の選挙で落選し辞任を余儀なくされたため、ジャンルイ・ボルロー(Jean-Louis Borloo)経済・財務・産業相をジュペ氏の後任とした。
一方、ボルロー氏の後任としてクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)氏を経済・財務・産業相に任命、同氏は女性初の経済・財務・産業相となった。さらに、ラガルド氏の後任としてミシェル・バルニエ(Michel Barnier)氏を農業・漁業相に任命。
サルコジ大統領はまた新たに6人の閣外相を追加任命、同大統領の「開放」政策に合わせて一部、左派や少数派も起用した。ただし同大統領が前月大統領に就任した際に任命した閣僚15人の大半が残留している。
次週国民議会の特別会議が招集され、経済活性化や8.2%におよぶ失業率の抑制を目標とした税制改革など、改革の第1弾が推し進められる見通しとなっている。
サルコジ大統領が大規模な改革を公約して大統領に就任してからちょうど1か月たった17日、国民議会選挙での野党・社会党(PS)の大躍進に対し、同大統領率いる国民連合運動(UMP)は過半数を得たものの、40議席以上も失っている。(c)AFP/THOMAS COEX


