2007年6月12日、バンコク(Bangkok)の陸軍本部前でプラカードを掲げるタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の支持者。(c)AFP
【6月12日 AFP】スラユット・チュラノン(Surayud Chulanont)暫定首相は12日、事実上の亡命状態にあるタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相の帰国を容認する意向を明らかにした。
スラユット首相は、「裁判のために帰国を希望する気持ちは理解できる。(暫定政府に)許可を求める必要はない」としたうえで、「身の安全については警察が責任を負う。タイ国民の安全は法により守られており、政府が元首相にだけ特別にこれを保証する必要はないだろう」と語った。
タクシン元首相の弁護士によれば、同元首相は、軍事政権による15億ドル(約1827億円)の資産凍結を裁判で争うために帰国を希望している。実現すれば、2006年9月の軍事クーデターで政権の座を追われて以来の帰国となる。軍部が政権を奪取した際、同元首相はニューヨークにいたが、その後はロンドンの住まいやアジア各国に滞在している。(c)AFP