2007年6月8日、ソウルで記者会見する韓国の李在禎(イ・ジェジョン、Lee Jae-Joung)統一相。(c)AFP/KIM JAE-HWAN
【6月8日 AFP】北朝鮮による黄海上へのミサイル発射から1夜明け、韓国と北朝鮮の将官級の軍事会談が8日、板門店(パンムンジョム、Panmunjom)で始まった。会談では南北の緊張緩和に向けた協議が行われた。
会談では前月に行われた将官級会談での合意事項について履行状況の確認作業が行われる。8日中には終了する予定。韓国の聯合ニュース(Yonhap news)が軍当局者の話として報じた。
韓国代表団を率いる文聖墨(ムン・ソンムク、Moon Sung-Mook)陸軍大佐が、北朝鮮による7日のミサイル発射を議題にするかどうかは不明。
韓国の合同参謀本部は7日、北朝鮮が発射したのは射程距離が100キロ前後の地対艦もしくは艦対艦ミサイルとみられ、2発とも北朝鮮領海内に落ちたと発表。前月25日のミサイル実験と同様に、北朝鮮が定期的に実施している通常の軍事訓練の一環との見方を示している。
韓国の李在禎(イ・ジェジョン、Lee Jae-joung)統一相も、通常の軍事訓練の一環とみており、「朝鮮半島の緊張を高めるものではない」との見解を示した。
一方、米国の国家安全保障会議(National Security Council、NSC)では、今回のミサイル発射が「建設的ではない」との見解を示している。
会談では、共同漁労水域を設定するなど、近年多発している黄海上での摩擦防止策についても協議する。(c)AFP