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中国、香港の資本主義制度を容認も、民主化には注文

  • 2007年06月07日 04:42 発信地:北京/中国
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2007年5月9日、香港の警察本部前で、口をふさいでデモを行う民主化推進派の人々。(c)AFP/MIKE CLARKE


【6月7日 AFP】呉邦国(Wu Bangguo)全人代常務委員長は6日、中国政府は香港について言及し、その中で香港の好調な経済を支える資本主義制度に干渉はしないが、完全な民主主義化への急速な移行は望んでいないとの考えを明らかにした。

 呉委員長は香港特別行政区基本法施行10周年を控え、北京で開催された座談会でこの考えを明らかにし、基本法に基づいて「高度な自治が保障」されていることが香港の持続的発展の要因の1つだと発言。国営の新華社(Xinhua)通信によると、同委員長は「高度な自治の下で資本主義制度が実行されることが、香港の繁栄と安定の長期的な継続に必要」と語った。

 一方で呉委員長は、民主化改革は段階的に実施されるべきであるとし、鄧小平(Deng Xiaoping)元国家主席の言葉に言及して、むやみに欧米の民主主義体制を模倣すべきではないと語った。

 基本法は、1997年に香港が中国に返還される際、同行政区が世界の金融の中心地の1つとして、その競争優位性を維持するために施行された。

 基本法では、普通選挙制への移行が保障されており、曽蔭権(そう・いんけん、Donald Tsang Yam-kuen)行政長官は、民主化への行程表作成を約束しているが、具体的な時間的枠組みは明確にしていない。(c)AFP
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