2007年6月5日、暫定政権に対するバンコク(Bangkok)での抗議デモでタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)前首相の写真つき帽子をかぶる参加者。(c)AFP
【6月6日 AFP】暫定政府は5日、2006年9月の無血クーデター以来続いていた政治活動禁止の解除を発表した。これにより、解党したタイ愛国党(Thai Rak Thai、TRT)の党員らは新たな活動の準備を進めると見られる。
暫定政府のYongyuth Mayalarp報道官は閣議後、内閣が既存政党および政治家グループの政治活動禁止の解除に合意したと発表、また決議は直ちに発効されると付け加えた。
2006年9月の無血クーデターで政権を掌握した後、国家治安評議会(CNS、旧・民主改革評議会)は戒厳令を発布、また一切の政治活動を禁じた。戒厳令は今年1月に全国の半分の地域で解除されていたが、政治活動は禁止されたままとなっていた。
前週、憲法裁判所は2006年の選挙で不正を行ったとしてTRTに解党命令を下し、さらに同党を結成したタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)前首相を含む党幹部111人に対し5年間の政治活動を禁じた。
TRTの党員らは5日、スラユット・チュラノン(Surayud Chulanont)暫定首相に対し政治活動解禁の申し立てを行い、もし解禁しないなら12月に実施予定の選挙は公正さと透明性が失われ、民主的なものではなくなると警告していた。(c)AFP

