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和平交渉再開に向け明石代表が到着、抗争激化のスリランカ

  • 2007年06月05日 22:42 発信地:コロンボ/スリランカ
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2007年6月5日、コロンボ国際空港に到着した日本政府のスリランカ問題担当、明石康代表。(c)AFP/Lakruwan WANNIARACHCHI

  • 和平交渉再開に向け明石代表が到着、抗争激化のスリランカ

【6月5日 AFP】日本政府のスリランカ問題担当、明石康代表が5日、コロンボ(Colombo)に到着した。タミル人の分離独立を目指す武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」とスリランカ政府との間で難航している和平交渉の再開を目指す。

 事実上、LTTEが統治している北部地方では、散発的に政府軍との抗争が発生している。3日には激しい戦闘に発展し、数十人の死者が出た。明石代表がコロンボ入りした5日にも両者の間で衝突があり、LTTE側に多数の死者が出ている。

 また同代表の到着直前には、東部バティカロア(Batticaloa)で道路脇に置かれた爆弾により大規模な爆発が発生し、警察官1人が死亡している。バティカロアには、同代表も7日に訪問する予定だ。
 
 今回で14回目となるスリランカ訪問で明石代表は、4日間の日程中にLTTEが拠点を置く北部も訪れる。しかし、ここ数日間続いている激しい戦闘状況と政府軍の空爆を踏まえ、実現されるかどうかは現時点では定かではない。

 国内の政治評論家らも、同代表の仲介による和平交渉再開は成功の望み薄との見方をしている。

 元外交官の政治評論家らは、LTTEも政府も戦闘停止の姿勢を明らかにしていないことから、「明石代表の仲介による和平交渉再開の望みはまずない。深い懸念を示すくらいのことしかできないだろう」とし、今回の同代表の訪問成果に懐疑的な見方を示した。(c)AFP/Amal Jayasinghe

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