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米中戦略経済対話、人民元が焦点

  • 2007年05月23日 04:03 発信地:ワシントンD.C./米国
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写真は北京のショッピング街を行き交う人々(3月24日撮影)。(c)AFP/TEH ENG KOON

【5月23日 AFP】米中両国政府は22日、ワシントンD.C.で2回目となる米中戦略経済対話を開催した。議員からの圧力が強まる米政府が、中国政府に対し経済改革強化を求める一方、中国政府は米政府に対し、2国間の貿易関係を政治化していると警告を発した。

 ヘンリー・ポールソン(Henry Paulson)財務長官は、2日間の日程で行なわれるこの会談の冒頭のあいさつで、両国間の貿易および金融の根強い不均衡を強調し、「米国は我慢強くない」と述べ、中国側にその是正措置を求めた。

 米国側は、人民元の過小評価が米国の貿易赤字の主因として中国政府を非難しており、議員らは中国側が人民元の変動幅拡大を行なわない場合には制裁も辞さないとしている。米国の前年の貿易赤字は2320億ドル(約28兆円)に増加した。

 ポールソン財務長官は、会談に出席した中国の呉儀(Wu Yi)副首相と経済閣僚15人に対し、「政策についてのわれわれの隔たりは、変化の方向性ではなく、その速度にある」と述べた。この会談には、連邦準備制度理事会(Board of Governors of Federal Reserve SystemFRB)のベン・バーナンキ(Ben Bernanke)議長を含む強力な代表団が米国側からは出席している。

 強気の発言で知られる呉副首相は会議冒頭のあいさつでも率直に意見を語り、米国が貿易および金融関係を政治化している危険性があると警告。また米中貿易関係は長期的な視点でみるべきとし、世界最大の経済大国米国と経済成長中の中国では発展段階が異なるとして、貿易や金融問題の政治化には抵抗すると述べた。(c)AFP/P. Parameswaran
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