写真は、記者会見に臨むスパンタ外相(2月1日撮影)。(c)AFP/WPA/JOHN D MCHUGH
【カブール/アフガニスタン 13日 AFP】アフガニスタン議会は12日、イランからの難民帰還問題で厳しく批判されていたランジン・ダドファル・スパンタ(Rangeen Dadfar Spanta)外相の不信任案を可決した。モハマド・アクバル(Akbar Akbar)難民相は10日の投票で解任されている。
10日の第1回目の不信任投票では、無効票が1票あったため可決には至らなかったものの、12日の第2回投票では賛成多数で可決。
2001年のタリバン(Taliban)政権崩壊後、数百万人のアフガニスタン人がイランとパキスタンから帰国したが、現在でも約200万人のアフガニスタン人が難民としてイラン国内に留まっている。その半数以上が不法滞在となっており、イランは2008年3月までに国外に退去させたいとしている。
スパンタ外相はこの強制送還政策を緩和するようイランを説得できなかったとして、またアクバル難民相は今月イランから強制送還された数千人に対する適切な対策を講じなかったとして、それぞれ批判されていた。
国連難民高等弁務官事務所(United Nations High Commissioner for Refugees、UNHCR)は、政府の統計に基づき4月21日から5月8日の間に5万2000人以上がイラン国外に退去させられたと発表。
写真は、記者会見に臨むスパンタ外相(2月1日撮影)。(c)AFP/WPA/JOHN D MCHUGH