写真は坡州(Paju)の非武装地帯付近で通過する列車を見物する韓国人観光客(2006年5月24日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【ソウル 12日 AFP】南北朝鮮将官級軍事会談で、両国代表は11日、両国間の国境をまたぐ南北縦断鉄道の開通に向け、問題点を取り除いていくことで合意した。1年ぶりとなる同会談で、両国は黄海(Yellow Sea)の共同漁場設定についても合意。近年、黄海海上で両国間の激しい衝突が起きている。
韓国国防省によって発表された共同声明によると、代表団は17日に行なわれる南北横断鉄道の試験運行の安全保障措置について暫定的に合意した。
また「両国とも軍事的緊張の緩和と平和構築のため、軍事衝突の防止と黄海における共同漁場の設立は緊急に解決すべき問題との見解を共有している」とも述べられた。
声明が発表されたのは、軍事境界線の非武装地帯(Demilitarised Zone、DMZ)に位置する板門店(Panmunjom)で、予定されていなかった4日目の会談後。
南北縦断鉄道は朝鮮戦争(1950-53)以来分断されており、鉄道再開は法的には現在も戦争中の両国の和解に向けた象徴的出来事としてみなされている。
韓国側は両国間の経済交流や観光を容易にするため、南北縦断道路や鉄道での今後の運行に対し安全保障措置を求めた。一方の北朝鮮側は、17日の試験運行の安全保障措置にのみ合意した。
写真は坡州(Paju)の非武装地帯付近で通過する列車を見物する韓国人観光客(2006年5月24日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE