写真は、エスファンディアリさんが収容されているとされるイランのEvin刑務所。(c)AFP/ATTA KENARE
【ワシントンD.C. 10日 AFP】イラン政府が著名な女性研究者を含む3人のイラン系米国人女性の出国を妨げている問題で米国政府は9日、イラン政府に3人の帰国を認めるよう求めた。
スミソニアン協会(Smithsonian Institution)のウッドロー・ウィルソン国際センター(Woodrow Wilson International Center for Scholars)で中東研究部長を務めるハレ・エスファンディアリ(Haleh Esfandiari)さんが8日、拘束されたと同センターが発表した。
エスファンディアリさんは米国とイランの二重国籍をもち米国で25年間暮らしていたが2006年12月、病気の母親を見舞うためイランに戻って以降、イラン当局により出国を許されていなかった。8日に、テヘランの刑務所に収容されたと同センターは発表したが、起訴されたという報道はいまのところない。
米国務省のショーン・マコーマック(Sean McCormack)報道官は、エスファンディアリさん拘束の事実を認めたうえ、そのほかにも、米国政府が資金を拠出して運営するペルシャ語放送局「ラジオ・ファルダ」のパルナズ・アジマ(Parnaz Azima)特派員を含む2人のイラン系米国人女性が旅券を押収され出国できない状況にあることを明らかにした。3人目の女性の身元は明らかにされていない。
写真は、エスファンディアリさんが収容されているとされるイランのEvin刑務所。(c)AFP/ATTA KENARE