写真は4月29日、ロサンゼルスのアフリカ・メソジスト監督教会で、1992年の同日起きたロス暴動の犠牲者を追悼する礼拝に出席したオバマ議員。ロス暴動は3日間で死者53人を出した。(c)AFP/Ann Johansson/Getty Images
【ワシントンD.C./米国 3日 AFP】米大統領警護隊(シークレット・サービス)は3日、民主党の米大統領選挙候補、バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員(イリノイ州選出)に護衛を付けたと発表した。ただし、何らかの脅迫などを受けた措置かどうかは明らかにしなかった。
シークレット・サービスのダリン・ブラックフォード(Darrin Blackford)報道官は、「マイケル・チャートフ(Michael Chertoff)国土安全保障長官が、議会の諮問委員会と協議を行い、シークレット・サービスをオバマ候補の護衛に付けることを許可した」と述べ、同警護隊の1チームがオバマ議員の護衛に付いたことを明らかにした。
警護は「すでに始まっている」とも述べたが、警護を付けた事情については、「脅迫が存在したかどうかは、肯定も否定もしない」として、詳細な説明は避けた。
米大統領選挙は2008年11月に実施される。18か月も前から警護が始まるのは異例だ。
前回2004年の大統領選挙の際には、民主党の大統領候補だったジョン・ケリー(John Kerry)上院議員と、同副大統領候補ジョン・エドワーズ(John Edwards)元上院議員に対し、投票9か月前の2003年2月に護衛が付けられた。
オバマ議員は白人の母とケニア人の父との間に生まれ、初のアフリカ系大統領を目指す。08年大統領選挙では、地元ニューヨークで支持を伸ばすヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員を抑え、民主党の指名候補選をリードしている。
クリントン候補には、前大統領夫人として以前から警護がついている。
写真は4月29日、ロサンゼルスのアフリカ・メソジスト監督教会で、1992年の同日起きたロス暴動の犠牲者を追悼する礼拝に出席したオバマ議員。ロス暴動は3日間で死者53人を出した。(c)AFP/Ann Johansson/Getty Images