写真は3日、リールでの選挙集会で支持を訴えるロワイヤル候補(中央)。(c)AFP/BERTRAND GUAY
【パリ 4日 AFP】大統領選挙で決戦投票に臨む右派の与党・国民運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)候補と、社会党(PS)のセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)候補は3日、6日の決選投票に向けて追い込みを開始した。
ロワイヤル候補は北部のリール(Lille)で、サルコジ候補は南部のモンペリエ(Montpellier)で選挙集会を開き、それぞれ熱狂する支持者に対し、勝利は手の届くところにあると述べ、自信を示した。
前日のテレビ討論でロワイヤル候補はサルコジ候補に対して打撃を与えられず、サルコジ候補は勝利を確信している様子で、「フランス再生への条件作り」ができるよう支持を求めた。
テレビ討論開始前に行われたIpsos/Dellの世論調査によると、決選投票でサルコジ候補は得票率53.5%で同46.5%のロワイヤル候補に勝利するとされている。
一方、ロワイヤル候補も敗北感を見せず、同日夕刻にリールで行われたロックコンサートのステージで意気揚々と振る舞った。同候補もサルコジ候補と同様にフランスに変化をもたらすと表明しているが、左派的な経済政策と伝統的な社会的価値観を融合させた政策で、サルコジ候補の右派的な「残酷な」政策とは相入れず、「強者の法則で支配されたフランスはいらない」と支持者に訴えた。
Opinion Way社の調査によると、テレビ討論を見た視聴者の約53%がサルコジ候補に、31%がロワイヤル候補により説得力があるとしたが、ロワイヤル候補を支援する選挙活動団体は調査の信頼性に疑問があるとして公式に抗議した。
写真は3日、リールでの選挙集会で支持を訴えるロワイヤル候補(中央)。(c)AFP/BERTRAND GUAY