
【アンカラ/トルコ 2日 AFP】憲法裁判所は1日、大統領選挙の第1回投票は無効との裁定を下した。これにより与党政府が早期の総選挙実施を求める可能性が出てきた。
イスラムの伝統を重視する与党、公正発展党(Justice and Development Party、AKP)が擁立する唯一の大統領候補アブドラ・ギュル(Abdullah Gul)副首相兼外相に対する懸念が国内に広まる中での裁定。
裁判所の裁定では、第1回投票を有効と見なすには367議員の参加が必要だったが、議会議事録によると参加したのは361議員でわずかに及ばなかった。
憲法裁判所に申し立てを行ったのは最大野党の共和人民党(Republican People’s Party、CHP)で、同党は11月に予定されている総選挙の前倒しを望んでいる。
イスタンブール(Istanbul)では29日、AKPが擁立するギュル候補への懸念から100万人規模のデモがあり、多くのトルコ人が閉鎖的なイスラム主義に対して疑問を抱いていることを示した。
写真は同日、イスタンブールのオクメイダヌ(Okmeydani)での衝突で催涙ガスから逃げる左翼系のデモ参加者。禁止されているメーデーの集会計画で、約600人が身柄を拘束されている。(c)AFP/MUSTAFA OZER


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