【ワシントンD.C./米国 25日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は24日、2008年4月1日の完了を目標としたイラクからの米軍撤退を条件とする戦費補正予算案への拒否権発動を断言した。
ホワイトハウス(White House)で行われた演説でブッシュ大統領は、同案には「失望した」と述べ、撤退時期を盛り込むことで敵が勢いづき、作戦実行に影響を及ぼすと警告。また民主党案についてブッシュ大統領は、米軍を弱体化させ、国民の安全を脅かすものとし、「民主党はこのような条件を含む案に拒否権が発動されることは承知している」と述べた。
1242億ドル(約147兆円)に上る同補正予算案は、23日遅くに上下院の折衝により成立した妥協案で、強制力はないものの、米軍のイラク撤退を遅くとも10月1日に開始し、2008年4月1日までに完了させることを要求している。
写真は同日、ホワイトハウスで演説を行うブッシュ大統領。(c)AFP/MANNIE GARCIA