写真は12日、韓国首席代表、千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Young-Woo)外交通商省平和交渉本部長とソウル(Seoul)で昼食会を持った後、記者団に囲まれるヒル次官補。(c)AFP/JEON YOUNG-HAN
【ソウル/韓国 16日 AFP】北朝鮮の核放棄に向けた「初期段階措置」の期限内の不履行を受けて、関係各国は15日、さらに数日間様子を見守ることを明らかにした。日・米両政府は、北朝鮮政府に対し6か国協議の合意事項に従うよう圧力をかけていたが、履行期限の14日も、同国政府による具体的な行動は確認されなかった。
北朝鮮では同日、故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)主席の生誕95周年を記念し、国を挙げての式典が行われており、同国の核問題に関係する外交筋は、原子炉閉鎖にはもう少し時間を要すると見ている。
6か国協議の議長国である中国は、国際社会に対し辛抱するよう呼びかけた。一方で、米国務省の上級高官は、履行期限にこだわることなく、米政府では数日間は状況を注視する方針であることを明らかにした。
米首席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は、「北朝鮮が行動するべき時であった」と述べ不満を表明し、同時に北朝鮮へ対する警告も述べた。
なお、期限内の不履行について、北朝鮮政府からの声明は発表されていない。
写真は12日、韓国首席代表、千英宇(チョン・ヨンウ、Chun Young-Woo)外交通商省平和交渉本部長とソウル(Seoul)で昼食会を持った後、記者団に囲まれるヒル次官補。(c)AFP/JEON YOUNG-HAN