写真は同日、首都キエフ(Kiev)の独立広場でデモ集会に参加した親露派支持者たち。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY
【キエフ/ウクライナ 4日 AFP】ビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領(親欧米派)は3日、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)首相(親露派)と政治危機の打開を目指して会談した。両者間の権力闘争の激化を受け、国内では数千人規模の街頭デモが発生している。
両者は非公開で4時間にわたり会談。ヤヌコビッチ首相は会談後のコメントを拒絶した。
ヤヌコビッチ首相はユーシェンコ大統領が最高会議(国会)の解散命令を撤回しない限り、大統領選挙の前倒し実施を迫る構えだ。
解散命令は4日に官報に掲載されて発効したが、ヤヌコビッチ首相は議員らに対し主張を曲げぬよう要請。一方、与党連合の議員53人は憲法裁判所に、解散命令を違法と宣言するよう求めている。
ヤヌコビッチ首相はテレビの生放送で議員らに対し、「大統領の犯した致命的な失策を修復する唯一の方法は、憲法裁判所の判断を待つことだ」と語った。
写真は同日、首都キエフ(Kiev)の独立広場でデモ集会を行なう親露派支持者たち。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY