【ワシントンD.C./米国 1日 AFP】イラク政策を巡って議会と対立するジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は31日、民主党の掲げる税制計画をやり玉にして民主党に反撃を加えた。
ブッシュ大統領は週次のラジオ演説の中で、イラク戦費補正予算案に対して上下院が付した駐留米軍撤退期限の条件についても改めて批判の意を述べたが、反撃の主眼は最近上下院を通過した財政に関する決議案であった。
民主党の決議は税率の引き上げと政府予算の拡大を内容としたもので、ブッシュ大統領によれば、これに従うと税収の増加は5年間で4000億ドル(約47兆円)にも上る計算になり、仮に実現すれば米国史上最大の税率の引き上げとなるという。
伝統的に、税制改革は保守層が一体となって対抗する問題である。
写真は30日、官邸を後にするブッシュ大統領。(c)AFP/YURI GRIPAS