写真は北朝鮮への支援物資を準備する韓国赤十字の職員(2004年4月25日)。(c)AFP/JUNG YEON-JE
【北京/中国 28日 AFP】国民数百万人の飢餓対策に悩む北朝鮮が急きょ、国連世界食糧計画(World Food Program、WFP)に食糧援助の追加を要請した。WFPが28日、明らかにした。
WFPのトニー・バンバリー(Tony Banbury)アジア局長は北朝鮮を視察後、「北朝鮮では今年、数百万トン分の食糧不足に直面することを確認した。不足分を補うため、北朝鮮政府はWFPに追加援助を要請してきた」と述べた。
北朝鮮が2007年に必要とする食糧の少なくとも20%が不足する見込みで、人口約2300万人の三分の一が今年の収穫期前に援助を要する。WFPでは前年から今年の2か年計画で、北朝鮮に15万トン分の食糧援助を実施している。これは、同人口の3%分の食料にあたるという。
バンバリー局長はまた、北朝鮮の食糧問題と同国の核開発問題をめぐる政治との関連を否定し、「われわれが支援するのは北朝鮮政府ではなく、同国の人々だ」と述べた。
写真は北朝鮮への支援物資を準備する韓国赤十字の職員(2004年4月25日)。(c)AFP/JUNG YEON-JE