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連立政権に2党が合意、5月8日に発足 - 北アイルランド

  • 2007年03月26日 22:46 
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写真は26日、会談のため、北アイルランドの首都ベルファスト(Belfast)のストーモント(Stormont)に到着したDUPのペイズリー党首。(c)AFP/Peter MUHLY

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【ベルファスト/北アイルランド 26日 AFP】北アイルランドで長年対立関係にあったカトリック、プロテスタントの各最大政党である2党は26日、自治政府復活のための連立政権を、5月8日に発足することで画期的な合意に達した。英国領北アイルランドの政治に、新たな時代の到来を告げた。

 2党はプロテスタント系の民主統一党(DUP)と、カトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の政治組織、シン・フェイン(Sinn Fien)党。 英国とアイルランドが定めた連立政権の発足期限である27日23:00を数時間後に控え、DUPのイアン・ペイズリー(Ian Paisley)党首とシン・フェイン党のジェリー・アダムズ(Gerry Adams)党首が初の直接会談を行った。今後も「定期的」な会談を開いていくことで合意した。

■両者とも「新しい時代」を強調

 ペイズリー氏は会談後の声明で、「今後数日間、(英国からの自治政府への)権限移譲の開始へ向けて、連立政権の組閣に必要な詳細について関係者全員で最終的な詰めを行う。来週は会議の定期開催が必要となるだろう」と語った。
 「長く困難な時期を抜け、将来には多くの機会が横たわっていると私は信じる。自治政府復活が終点ではないが、人々の生活に前向きな変化が生まれると思う」

 また同党首は、「DUPに投票をしてくれた有権者のためだけでなく、すべての北アイルランド人のために、わたしは実行する。われわれは過去、恐怖と悲劇に彩られた憎しみ合いを正当化したが、われわれの子孫のための、よりよい安定した未来の創出を、その憎しみが阻害することを許容してはならない」と続けた。

 ペイズリー党首と並んで会見したシン・フェインのアダムズ党首は、個別に発表した声明において、合意について「アイルランドにおける政治に、新時代の始まりを記した」と評価した。

 しかし、数十年にわたり敵対関係を続けてきた両党党首は、撮影する報道陣の前での握手はしなかった。

 英国領の一部として北アイルランドの残留を主張している保守派プロテスタント系のDUPは、今月7日の北アイルランド議会選挙で第1党となった。

 第2党となった社会主義カトリック系のシン・フェイン党は、アイルランド紛争で武装闘争の中心となったアイルランド共和軍(IRA)の政治組織で、アイルランドの英国からの分離独立と南北アイルランドの統合を主張している。

 写真は26日、会談のため、北アイルランドの首都ベルファスト(Belfast)のストーモント(Stormont)に到着したシン・フェイン党のアダムズ党首。(c)AFP/Peter MUHLY

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