写真は、ニューヨークの国連本部で記者会見に出席したジャンマルク・ドラサブリエール(Jean-Marc Rochereau de la Sabliere)仏国連大使。(2007年3月15日撮影)(c)AFP/DON EMMERT
【ニューヨーク/米国 24日 AFP】イラン核問題で追加制裁決議案を協議している国連安全保障理事会(UN Security Council)は、24日に同決議案の採決を行うことを明らかにした。また、安保理での演説を予定していたマハムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は出席を中止した。
■追加制裁決議案は、現地時間24日夜に採択へ
安保理15か国は追加制裁案について協議した結果、23日に最終合意に至った。ジャンマルク・ドラサブリエール(Jean-Marc Rochereau de la Sabliere)仏国連大使によればと、決議案の細部に修正が加えられたため理事会が再度確認する必要があるが、決議案が現地時間の24日午後7時に開かれる理事会で満場一致で採択されることは確実だという。
■イラン大統領の安保理出席は中止に
一方、対イラン追加制裁決議案を採決する理事会に出席する意向を表明していたアフマディネジャド大統領が、同理事会に欠席する予定であることが分かった。イラン政府当局は、米政府がビザ発行を遅らせたため、同大統領が訪米できなかったと主張している。
これに対し、米国務省のトム・ケーシー(Tom Casey)副報道官は「アフマディネジャド大統領の随行団へのビザ発給は予定通り行われた。大統領は24日にニューヨークに到着し、安保理で演説することは可能だった。渡米を取りやめた理由がビザの問題だといわれているが、それは誤った情報だ」として、ビザ発給が遅れたことを否定している。
■イランは依然、核開発計画を放棄拒否を明言
アフマディネジャド大統領は以前より、「イラン制裁決議は違法だ」と主張している。さらに23日には、イランが核開発計画を放棄することはないと断言した。
同大統領は先ほどフランス国営放送France 2の取材に応じ、「安保理の決断が合法的なものならイラン側もそれを受け入れる。だが違法なものであれば受け入れない」と明言。このほか、ウラン濃縮活動問題をめぐりイランが米国の攻撃を受ける可能性については「まったく懸念していない」と語った。
また、同大統領は新たな核開発計画を発表する予定であることも明らかにした。欧米主要国はこの計画が最終的には核兵器の生産を目的とするものと見て、強い懸念を示している。
写真は、ニューヨークの国連本部で記者会見に出席したジャンマルク・ドラサブリエール(Jean-Marc Rochereau de la Sabliere)仏国連大使。(2007年3月15日撮影)(c)AFP/DON EMMERT
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