写真は同日、ホワイトハウスで演説するブッシュ大統領。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI
【ワシントンD.C./米国 24日 AFP】駐イラク米軍の撤退期限を執行条件とする戦費補正予算案を米議会が承認したことに対して、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は23日、「駐イラク米軍の基盤を崩す行為」として民主党を非難した。ブッシュ大統領は同時に、拒否権を行使する意思を固めた。
下院はイラク駐留米軍の撤退期限を2008年8月21日とすることを執行条件とする1240億ドル(約14兆6200億円)規模の戦費補正予算案を賛成218票、反対212票の賛成多数で承認。ブッシュ大統領は民主党主導の議会の動きを「政治の劇場化」と呼んで批判した。
ブッシュ大統領は「イラク情勢は諸点で改善し始めているにもかかわらず、議会民主党は現地米軍の活動成果をつき崩そうとしている」と語った。同時に、「予算案文書がホワイトハウスに到着し次第、拒否権を発動する」と明言した。
写真は同日、ホワイトハウスで演説するブッシュ大統領。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI