【東京 22日 AFP】東京都知事選が22日、3選を目指す石原慎太郎都知事(74)を含む多数の候補が立候補して告示日を迎えた。
選挙にはストリートミュージシャン、タクシー運転手、風水研究家、さらには占い師という面々が名乗りを上げ、作家から政治家へと転身した石原現都知事に挑戦する。
立候補者にはほかにも有名建築家の黒川紀章氏(72)や前宮城県知事の浅野史郎氏(59)も名を連ねている。
3選を目指す石原氏は最近数か月、高額な海外出張費問題で激しく非難されていた。同氏は歴史認識問題でアジアの近隣諸国を度々激怒させている。
石原氏は東京での選挙集会で「予想外の困難な闘いに直面している」と危機感を表明した。
石原氏は親台湾で反中国の姿勢を貫徹。対立候補からは民族間の関係を損ね、記者会見などの華やかな場面に時間を割きすぎるなどと批判されている。
浅野氏は「言動や政治的立場がごう慢な石原都政の8年間で都民が失ったものは大きい」と主張。同氏は無所属で立候補しているが民主党の支持を受ける。
石原氏はかつて自由民主党の国会議員だったが、無党派層の支持を得るために同党の推薦を辞退している。
都知事選の焦点の1つは、石原氏の持論である2016年の東京五輪招致計画だ。
黒川氏は、東京が五輪開催地に選定された場合の都の開発と都市計画上の懸念から、石原氏の唱える東京五輪の中止を公約に掲げている。
黒川氏は斬新な国立新美術館(1月開館)、アムステルダム(Amsterdam)のファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum、別館)、商業施設「メルボルン・セントラル(Melbourne Central)」などの設計を手がけた。
最年少候補は鞠子公一郎氏(33)。同氏は東京都選挙管理委員会の立候補者名簿の肩書きを「ディレッタント(好事家、の意)」と登録している。
石原氏の対立候補者数は、前回の4人から今回は13人に増加している。
写真は同日、選挙運動中に支持者に手を振る石原氏。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI
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