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日中歴史共同研究第2回会合開催 - 東京

  • 2007年03月19日 19:26 発信地:東京
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写真は19日、外務省で会合を行う日本側の出席者である麻生外相(右)、北岡伸一東大教授(左)、中国側から歩平(ホヘイ、Bu Ping)社会科学院近代史研究所所長(左から2人目)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

【東京 19日 AFP】日中双方の有識者らからなる歴史共同研究の会合が19日、東京で始まった。非公開の同会合には両国からそれぞれ10人の歴史研究学者が出席し、麻生太郎外相を表敬訪問した。両国には、歴史の解釈を巡る緊張が長く続いているが、話し合いは和やかな雰囲気であったと伝えられている。

 今回の会合は、安倍晋三首相が3月に、第2次世界大戦中の従軍慰安婦問題について狭義の強制性を否定したことを受け、議論が起こる中で開催されている。

 出席者の1人である中国のKong Xuanyou氏は、「我々は和やかな雰囲気で会合をい、両国の学者間で理解を深めることができた」と述べた。さらに麻生外相との会談では、「両国間の気持ちの隔たりは大きいだろうが、その理由についてはいくつか思い当たる」とし、議論を通じて「理解が深まるだろう」と続けた。

 歴史共同研究は2006年12月に北京で第1回目の会合が開かれ、外務省によるとそれに続く今回の会合は、研究方法の設定を目的としている。歴史研究の実施は、2006年9月に安倍首相が関係修復のため中国を訪問した際に合意された。両国は、2008年の研究結果発表を目標としている。

 研究範囲は、両国が友好関係にあった時代を含め、数千年に及ぶ。そして最も議論を醸している1931年から1945年の日本が中国を侵略した時代については、その後60年以上にわたり、主要な論争の原因となっている。中国側はその間に、3500万人が死傷しそのほとんどが民間人だったと主張しているが、日本の歴史学者らの多くは異論を訴えている。中国は長年の間、日本が戦時中の行為について賠償を怠っていると非難しているが、日本側は戦後、中国へ経済援助を行ったとしている。

 両国の関係は、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝により非常に緊迫した。

 写真は19日、外務省で会合を行う日本側の出席者である麻生外相(右)、北岡伸一東大教授(左)、中国側から歩平(ホヘイ、Bu Ping)社会科学院近代史研究所所長(左から2人目)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

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