写真はパキスタンのカラチ(Karachi)で7日、国際婦人の日のデモ行進に参加した女性。かつて性的暴行を受けた被害者である。(c)AFP/Rizwan TABASSUM
【ニューヨーク/米国 8日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は7日、紛争下における女性と少女に対する暴力行為を非難し、暴力に関与した当事者は訴追すべきとする決議を採択した。
この決議は、「国際婦人デー(International Women’s Day)」を翌日に控えた7日に採択された。紛争下における女性・少女に対する「殺人、性的暴行、誘拐、人身売買」などの暴力を非難し、すべての紛争当事者に対し女性をそうした暴力(特に性的被害)から守るべく必要な措置をとるよう求めたもので、法的拘束力はない。
決議では、すべての当事国には「ジェノサイド、人道に対する罪、性的暴行などの戦争犯罪に関与した当事者を訴追する」責任があることも強調された。
さらに、紛争の防止と終結、および平和の構築において女性が重要な役割を担っているとし、平和と安全のための維持努力に女性が積極的に参加することの重要性を強調。国連加盟各国に対し、国家、地域、国際機関における重要ポストへの女性の起用を増やし、紛争の防止・監視・解決に向けた意思決定に女性を積極的に関与させるよう要請した。
写真はパキスタンのカラチ(Karachi)で7日、国際婦人の日のデモ行進に参加した女性。かつて性的暴行を受けた被害者である。(c)AFP/Rizwan TABASSUM