【ワシントンD.C./米国 8日 AFP】マイクロソフト(Microsoft)のビル・ゲイツ(Bill Gates)会長は7日、ハイテク産業における米国の優位性を維持するため、渡航ビザや移民申請の手続きを緩和するよう米議会に訴えた。
ゲイツ会長は上院の国際競争に関する公聴会に出席し、「米国はこれまで、学問、生活、労働の3側面で世界最良かつ最も優秀な人材を引きつけることで繁栄を築いてきた」と語る一方で、現在の米移民政策については「優秀な人材の必要性が最も高まっているにもかかわらず、そうした人材の流入を妨げている」と指摘。
熟練労働者の深刻な不足をもたらした原因として、安全保障政策ではなく、15年以上も更新されていないビザの申請手続きを批判した上で、「米国にとって、人的資源の面のみならず経済的利害の観点からも問題だ」と述べた。
最後にゲイツ会長は、国際競争力の源泉となる人材をこのまま排除し続けるなら、ハイテク分野における米国の国際優位は危うくなるだろうと警鐘を鳴らした。
写真は同日、上院の公聴会で証言するゲイツ会長。(c)AFP/KAREN BLEIER