写真は27日、カリフォルニア州ラフィエット(Lafayette)の丘に立つ、イラクで戦死した米兵を悼む木製の十字架。米ワシントン・ポスト紙(Washington Post)とABCテレビが共同で行った最新の世論調査によると、米国民の53%が「政府はイラクからの米軍撤退に期日を設けるべきだ」と考えている。(c)Justin Sullivan/Getty Images/AFP
【ワシントンD.C./米国 28日 AFP】米民主党は27日、議会がジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領に与えた対イラク武力行使容認決議を無効化する法案について、意見の一致がみられなかったとして、上院での議論先送りを決定した。
民主党は、イラク開戦にあたって議会がブッシュ大統領に与えた職務権限の取り消しを求めることが、イラク駐留米軍の撤退を急がせるための最善の策だと主張。カール・レビン(Carl Levin)、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)両上院議員が、2002年に大統領のイラク戦争遂行権を認めた国土安全保障法の修正案を提出し、27日に上院で審議する予定だった。
同修正法案については、2001年9月11日の米同時多発テロ生存者の間から、イラク戦争を重視しすぎた審議が国土安全保障法を骨抜きにしかねないと懸念する声があがっており、議論先送りはこれらの懸念に配慮したものだとの見方もある。
写真は27日、カリフォルニア州ラフィエット(Lafayette)の丘に立つ、イラクで戦死した米兵を悼む木製の十字架。米ワシントン・ポスト紙(Washington Post)とABCテレビが共同で行った最新の世論調査によると、米国民の53%が「政府はイラクからの米軍撤退に期日を設けるべきだ」と考えている。(c)Justin Sullivan/Getty Images/AFP