写真は同日、取材陣の質問に答える米国首席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)米国務次官補。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【北京/中国 11日 AFP】6か国協議に出席中の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は11日、北朝鮮側の過剰な要求が交渉を破綻させかねないとの懸念を示した。
北朝鮮のエネルギー支援要求に対して佐々江局長は、「問題は、北朝鮮が過剰な要求を主張していることだ。北朝鮮がこの考えを改めない限り、合意は困難。北朝鮮と他の5か国との溝は依然として深く厳しい状況だ」と述べた。北朝鮮の過剰な要求は、合意文書作成の障害となっており、参加5か国は事態の解決に向け調整を行っている。
中国が提案した合意案には、北朝鮮は寧辺(Yongbyon)にある5メガワットの原子炉を含む主要な核関連施設を2か月以内に停止し、この見返りとしてエネルギー支援を受けることが盛り込まれていると見られる。
共同通信が伝えたところによると、北朝鮮は核開発放棄に向けた「初期段階措置」の見返りとして200万トンの燃料提供と200万キロワット相当のエネルギー提供を要求しているという。
写真は同日、取材陣の質問に答える米国首席代表のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補。(c)AFP/Frederic J. BROWN