写真は10日、ミュンヘン安全保障会議に出席する(左から)メルケル首相、ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員、ジョー・リーバーマン(Joe Lieberman)上院議員。(c)AFP/DDP/JOERG KOCH
【ミュンヘン/ドイツ 11日 AFP】アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は10日、第43回「ミュンヘン安全保障会議(Munich Conference on Security Policy)」で演説を行い、イランの核武装に対し、国際社会が強固な決意で阻むことを表明した。
メルケル首相は、「われわれ国際社会は、イランによる軍事核開発を断固として阻止する」と述べた。
また同首相は、国際的な要求に対し、「『もし』や『しかし』、『ごまかし』なしに」イランはウラン濃縮を停止すべきだと発した。
「(核開発は)非常に繊細な科学技術であり、絶対的な透明性が求められる。イランはそれを示しておらず、そうした姿勢を変えなければ、今後さらに孤立化を強めるリスクを負う」
一方、イランの核交渉責任者、アリ・ラリジャニ(Ali Larijani)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長は同会議に出席し、11日に演説を行う予定だ。
欧州高官らが核開発をめぐる協議の場に再びイランを呼び戻そうと働きかけるなか、ラリジャニ同事務局長も、同地で欧州高官らと会談を行う意向を示している。
また、同事務局長は、欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ(Javier Solana)共通外交・安全保障上級代表とも5か月ぶりとなる会談を行う予定。しかし、同代表の広報官は、この会談での問題進展には懐疑的だ。
写真は10日、ミュンヘン安全保障会議に出席する(左から)メルケル首相、ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員、ジョー・リーバーマン(Joe Lieberman)上院議員。(c)AFP/DDP/JOERG KOCH