【東京 2日 AFP】来日中のイタリアのマッシモ・ダレーマ(Massimo D’Alema)副首相兼外相は2日、都内の日本記者クラブで会見を開き、米国のイラク駐留軍増派計画による政情安定化に疑問を呈し、イラク軍強化の必要性を指摘した。
「イラク戦争開始以後、今日までの死亡者の数を考えると、増派が平和をもたらすとは思えない」(ダレーマ外相)
イタリアは、米国と緊密な関係を維持していたシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)前首相がイラクに派遣を行っていた。しかし、中道左派のロマーノ・プロディ(Romano Prodi)首相が政権についたの後は、自国軍をイラクから撤退させている。
ダレーマ外相は先週、イラクのホシヤル・ジバリ(Hoshiyar ak-Zebari)外相と友好・協調協定を締結、「(イラク侵攻は)誤った判断だった。わが国はイラクに対し、完全なる民主化が実現されるまで支援を続ける」として、イラク支援の継続を言明している。
米国のジョージ・W・ブッシュ( George W. Bush)大統領は1月、2万1500人のイラク駐留軍増派計画を決定した。しかし、民主党主導となった議会の猛反発を受けたのち、共和党内でも異論を唱える声が高まりをみせている。
写真は都内の日本記者クラブで同日、記者会見に臨むダレーマ外相。(c)AFP/Toru YAMANAKA
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