【キンシャサ/コンゴ(旧ザイール) 28日 AFP】コンゴ(旧ザイール)を訪問中の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-Moon)国連事務総長は27日、同国国民議会で演説し、「望ましい統治協定」を強く求め、ジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領支援を表明した。
潘事務総長は、総議員数500人中365人が出席する下院での基調演説を行い、「わたしは皆さん自身と、皆さんが代表する国民、そして国際社会のパートナーとともに協定を作り上げたい」と仏語で発言した。
さらに事務総長は、「この協定は、望ましい統治を目指すものになる。なぜなら、国家の権力を取り戻し、国内全土に法の支配の重要性を確立することが、平和と民主主義を確固たるものにするのに必要不可欠だからだ」とし、「健全で成長を維持する民主主義には、本当の意味での政治的反対勢力が存在する環境が必要である。そこでは人々が脅迫におびえることなく自由に自分の意見を述べることができる。これもまた望ましい統治だ」と議員らに語った。
潘夫妻は27日早朝にアフリカ訪問最初の国、コンゴに到着。総人口約5800万の同国には、国連最大規模の平和維持活動が遂行されている。
写真は同日、演説に臨む潘事務総長。(c)AFP/DON EMMERT