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中国が人工衛星撃墜実験に成功、塩崎官房長官が懸念を表明 - 東京

  • 2007年01月19日 15:36 発信地:東京
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写真は、珠海市で開催された「6th China International Aviation and Aerospace Exhibition」で展示された、中国のP12型戦術ミサイル。今回中国が使用したミサイルは未確認。(c)AFP/Ted ALJIBE

【東京 19日 AFP】中国が弾道ミサイルを使った人工衛星の撃墜実験に成功したことが18日、明らかになった。これについて日米とオーストラリアは19日、重大な懸念を表明した。

 米国政府によると、中国は11日、高度約800キロにあった同国の老朽化した気象衛星を、四川省西昌の衛星発射センター付近から弾道ミサイルを発射して破壊した。人工衛星の撃墜実験を行った国は、冷戦時代の1980年代に米国と旧ソ連が行って以来、中国が3番目。米国とロシアは、大量の残がいが発生することから、実験を停止している。

 実験の成功は、日・米・露・イスラエル・欧州が打ち上げたスパイ衛星を中国が撃墜可能であることを証明したことになる。

 中国の近年における軍事支出の増大に危機感を抱いている日本政府は、ただちに中国を非難。塩崎恭久官房長官は、19日午前の記者会見で、「宇宙の平和利用と安全保障の観点から懸念を持っている」と述べた。米国政府もただちに実験を非難し、英国と韓国も憂慮を示すだろうと示唆した。

 中国国防省のスポークスマンは、AFPに対し、「実験については関知していない。メディアは伝聞証拠を流しただけ。事実を確認する時間もない」と語った。

 実験は、米専門誌エビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジー(Aviation Week and Space Technology)の電子版が最初に報じ、米国政府もこれを確認した。
 
 今回破壊された気象衛星は、1999年に打ち上げられたもの。

 中国は2003年、米国と旧ソ連に次ぎ、有人宇宙飛行も成功させている。

 写真は、珠海市で開催された「6th China International Aviation and Aerospace Exhibition」で展示された、中国のP12型戦術ミサイル。今回中国が使用したミサイルは未確認。(c)AFP/Ted ALJIBE
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