写真はモナコ(Monaco)で開催されたWorld Music Awardsの授賞式でパフォーマンスを披露するピンク(2003年10月12日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN
【シドニー/オーストラリア 17日 AFP】米ポップ歌手のピンク(P!nk)は、オーストラリア産ウール不買運動から身を引く意向を明らかにした。ピンクはオーストラリア牧羊農家の残酷性を訴えて動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」が展開する不買運動に参加していたが、4月のオーストラリア・ツアーに先立ち、十分な実態調査もせず同団体の活動に参加したことを認めた。
ピンクは2006年にPETAが制作したビデオに出演し、オーストラリアの牧羊農家で行なわれている「ミュールジング」が「サディスティック」であると訴えていた。その後オーストラリアの牧羊農家から「ミュールジングを2010年までに段階的に廃止する計画」を手紙で知らされたという。
ピンクはオーストラリアのNine Networkに出演、「自分でもっと調べることはできたはず。これを反省して今後の教訓にしたい」と情報収集が不十分だったことを認めた。
「伝えたかったのは、動物虐待への反対だけど、必ずしも業界全体が悪いわけでなくて、ましてや大好きなオーストラリアがそうであるはずもない」
「よく考えもせず、オーストラリア産不買だなんて、まったくでたらめなことを言ってしまって。自分自身とても納得できる内容ではないわ」
「牧羊農家のみなさんに反対するつもりもないし、自分の故郷ペンシルバニア(Pennsylvania)も田舎なの。誰も傷つけたくないし、動物もそれ以上に傷つけたくない」
ピンクは今後牧羊農家、羊毛産業代表らと会見する予定。
写真はモナコ(Monaco)で開催されたWorld Music Awardsの授賞式でパフォーマンスを披露するピンク(2003年10月12日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN