写真はセブ島で12日、会談に先立ち記念撮影に応じる宋外交通商相(左)、李外相(中央)と浅野外務副大臣(右)。(c)AFP/ROMEO GACAD
【セブ/フィリピン 12日 AFP】セブ(Cebu)島で12日、日中韓の外相会談が開催され、北朝鮮の非核化に向け3か国が連携して「明確なメッセージ」を送ることで合意した。
同会合は、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会合と並行して14日開催予定の日中韓首脳会談の事前調整として行われたもので、日本からは麻生太郎外相の代理として浅野勝人外務副大臣、中国からは李肇星(Li Zhaoxing)外相、韓国からは宋旻淳(ソン・ミンスン、Song Min-Soon)外交通商相が出席した。
■北朝鮮の非核化を求めていく姿勢を再確
会合後の記者会見で、宋旻淳(ソン・ミンスン、Song Min-Soon)外交通商相は「2005年9月に開催された6か国協議の共同声明の履行を求める『明確なメッセージ』を北朝鮮に送ることで3者は合意した」と述べた。
一方、李外相は、「北朝鮮の非核化を求めていく姿勢を再確認した」と述べた上、協議の参加6か国(米国、北朝鮮、韓国、中国、日本、ロシア)全てが、「北朝鮮の非核化」という1つの目的に固執する必要性を強調した。
北朝鮮との関係が深い中国は、北朝鮮経済の命運を握る国である。しかん、2006年10月9日に北朝鮮が行った核実験への不快感から、同12月に国連安保理(UNSC)の北朝鮮に対する経済制裁決議では、これを支持している。
■14日に開催予定の日中韓首脳会談で再度の協議
3か国の外相らは6か国協議再開の時期については明言を避け、宋外交通商相が記者の質問への答えとして「早いほど良い」と述べるにとどまった。また、「明確なメッセージ」を6か国協議を通じて北朝鮮に届けるのかも明らかにされていない。
14日に開催予定の日中韓首脳会談では、日本の安倍晋三首相、中国の温家宝(Wen Jiabao)首相、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン、Roh Moo-Hyun)大統領が、北朝鮮の核武装の阻止などについて協議する予定。
写真はセブ島で12日、会談に先立ち記念撮影に応じる宋外交通商相(左)、李外相(中央)と浅野外務副大臣(右)。(c)AFP/ROMEO GACAD