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イラン核問題>国際社会は制裁決議を歓迎 - イラン

  • 2006年12月24日 17:51 発信地:イラン
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写真はニューヨークの国連本部で23日、挙手により決議賛成を示すチュルキン露国連大使(左)、Peter Burianスロバキア国連大使(中央)、パリー英国連大使(右)。(c)AFP/Stephen Chernin/Getty Images

【テヘラン/イラン 24日 AFP】イランの核交渉責任者アリ・ラリジャニ(Ali Larijani)最高安全保障委員会(SNSC)事務局長は、国連(UN)制裁決議を拒否し、24日にウラン精製用の遠心分離機3000基を中部ナタンツ(Natanz)の核施設に設置を開始すると保守系のケイハン(Kayhan)紙で述べた。

 ナタンツではウラン濃縮工場があり、欧米諸国は核兵器製造に使用されることを懸念しているが、イランは核兵器製造については強く否定している。

 主要各国政府は23日、イランに核関連活動の全面停止を義務付ける国連制裁決議を歓迎した。国連決議は全会一致で採択され、米国とイスラエルはさらに厳しい措置を求めているが、イランは反発姿勢を崩さずウラン濃縮活動を加速させるとしている。

■ 各国は決議案に賛成を表明

 ビタリー・チュルキン(Vitaly Churkin)ロシア国連大使は記者会見で「ロシアは制裁決議を採択せずにイランの核開発を解決できるよう、イラン側や主要6か国、国連安全保障理事会(UN Security Council)に最大限の働きかけを行なってきた。残念ながら制裁決議を避けることはできなかった」と述べた。また国連憲章第7章に基づいた決議は「国際外交で用いられる武器の中で、最も強硬な手段」だとした。

 フランスのフィリップ・ドストブラジ(Philippe Douste-Blazy)外相は、「決議を採択することで、安全保障理事会はイランに明確な選択肢を提示した。国際社会と協力するか、孤立してもウラン濃縮や核燃料の再処理を行なうかだ」と、イランに「さらなる孤立」よりも「対話を選択」するよう強く求めた。

 決議草案を作成した英国のエミール・ジョンズパリー(Emyr Jones Parry)国連大使は「イラン政府は選択肢を手にしている。我々が選択肢を提示し、法的義務を示した。決議に応じるかはイラン次第だ」と述べた。

 アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)ドイツ首相の報道官は、「イランが国際社会の義務や責任を果していないため、決議は意義のある一歩であり重要な警告だ」という同首相の声明を発表した。

 イランの密接な貿易関係を持つ日本の麻生太郎外相は24日、制裁決議の全会一致での採択を歓迎し、「日本はイランの核開発問題が対話を通じて平和的に解決されるよう望んでいる」との声明を発表、イラン政府に国連決議を受け入れ交渉の場に戻るよう求めた。

 写真はニューヨークの国連本部で23日、挙手により決議賛成を示すチュルキン露国連大使(左)、Peter Burianスロバキア国連大使(中央)、パリー英国連大使(右)。(c)AFP/Stephen Chernin/Getty Images

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