写真は、2002年3月29日に撮影されたアリラン祭のリハーサルを行う北朝鮮の子供たち。AFP/GOH Chai Hin
■ 1965年
寧辺(Yongbyon)に旧ソ連製研究用原子炉建設
■ 1970年代
2基目の原子炉を建設
■ 1985年
核拡散防止条約(NPT)に署名 ・ 米国は北朝鮮が秘密裏に原子炉を建設していると主張
■ 1992年
国際原子力機関(IAEA)と保障措置協定を交わす
■ 1993年
核兵器計画凍結合意に署名
■ 2002年
10月:米国は、北朝鮮が1994年の「米朝枠組み合意」(北朝鮮は経済援助と引き替えに核開発凍結を約束)を破棄してウラン濃縮計画を進めていることを認めたと発表。
12月:北朝鮮は、国際原子力機関(IAEA)による寧辺(Yongbyon)の核施設の特別査察を拒否。同核施設からのIAEA査察官の退去と、燃料棒の変更を防止するためにIAEA査察官が取り付けていた装置や封印などの撤去を要求。
■ 2003年
1月10日:北朝鮮は、核拡散防止条約(NPT)脱退を表明。
8月1日:韓国は、北朝鮮の核開発計画をめぐる日・米・韓・中・露・北朝鮮の6か国協議の開催に北朝鮮が合意したと発表。
8月27-29日:第1回6か国協議が北京で開催。米朝間で意見が対立。参加各国、協議継続で合意。
12月9日:北朝鮮は、米国が敵視政策を放棄すれば核開発計画を「凍結する」と発言。米国がこれに合意しない場合は次回6か国協議をボイコットすると表明。
■ 2004年
2月:第2回6か国協議(北京)。進展なし。
6月23日:第3回6か国協議(北京)。米国は、北朝鮮が核開発計画を放棄すれば燃料の支援を行うと発言。
9月28日:北朝鮮は、使用済み核燃料棒8000本の再処理完了を発表。
■ 2005年
1月19日:コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官が、北朝鮮はイランやキューバと並ぶ「専制の前線」だとして非難。
2月10日:北朝鮮は、核兵器保有を宣言。米国が敵視政策を放棄しない場合は次回6か国協議をボイコットすると表明。
5月11日:北朝鮮は、核兵器開発計画の一環として、寧辺の実験用原子炉からの使用済み核燃料棒取り出しを完了したと発表。
9月13日:第4回6か国協議を再開。
9月19日:6か国協議において、北朝鮮はすべての核兵器および核計画を放棄し、NPT復帰を約束する代わりに、他国は北朝鮮へ軽水炉を提供するとの共同声明を採択した。
9月20日:北朝鮮は、「軽水炉提供後に」核計画を放棄すると主張。
■ 2006年
1月18日:米・中・北朝鮮の核問題担当者が北京で会談。6か国協議の再開日程について合意に至らず。
7月4-5日:北朝鮮が、長距離弾道ミサイル「テポドン2号(Taepodong 2)」など計7発のミサイルを発射。
7月15日:国連安全保障理事会(UN Security Council)が北朝鮮非難決議を全会一致で採択。
10月3日:北朝鮮は、「国家転覆を図っている」として米国を非難。米国が制裁に踏み切った場合には「核実験を行うことになる」と声明 。
10月6日:国連安保理、北朝鮮の核実験声明を非難する議長声明を全会一致で採択。中・韓は北朝鮮に対し、6か国協議への復帰を要請。日本は、核実験は「許し難い行為」だと北朝鮮を牽制。
10月7日:北朝鮮軍兵士5人が南北を隔てる軍事境界線を越えて約30メートル南側に侵入したことを受け、韓国軍は60発の警告射撃を実施。両国間の緊張高まる。
10月9日:北朝鮮、地下核実験を発表
10月15日:国連安全保障理事会(UN Security Council)、核実験実施を発表した北朝鮮への制裁決議を採択。
写真は、2002年3月29日に撮影されたアリラン祭のリハーサルを行う北朝鮮の子供たち。AFP/GOH Chai Hin