【コチャバンバ/ボリビア 22日 AFP】エボ・モラレス(Evo Morales)大統領が進める農業改革をめぐり、国内は改革を支持する貧農層と反対派の裕福層に二分され、激しい対立が起きている。
コチャバンバ(Cochabamba)市では27日、大統領の議会支配および農業改革案に反対する地方知事、地方指導者らが、政策反対を討議していた建物前に、大統領支持者らが押しかけ、抗議運動を展開した。一方、先住民族ケチュア族の農業従事者ら数千人が、憲法制定会議と農業改革への支持を表明するため、国内各地から首都ラパス(La Paz)市に集結しつつあるという。
モラレス大統領は現在、貧しい農民に土地を再分配する農地改革計画を推し進めており、これにより自身の権限拡大を目指す構え。こうした動きに対して裕福層が多い地域では強い反発が起きているほか、抗議の意を示すため議会から退場する保守派議員らも続出している。
写真はコチャバンバ市で27日、抗議運動を行う大統領支持者らを逮捕する機動隊。(c)AFP/STR