写真は17日、ハノイ国際空港に到着した安倍首相と昭恵夫人(c)AFP/KENICHI MURAKAMI
【ハノイ/ベトナム 18日 AFP】ベトナムを公式訪問中の安倍晋三首相は17日、首都ハノイ(Hanoi)でチリのミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)大統領と会談を行い、両国間の自由貿易協定(FTA)となる日本・チリ経済連携協定(EPA)締結への作業を急ぐことに合意した。
■安倍首相、APEC首脳会談に先立ちバチェレ大統領と会談
9月の安倍氏の首相就任後初となる両首脳の会談は、ハノイで18日から開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に先立って行われた。
両国首脳は「日本・チリ経済連携協定(EPA)の交渉を成功裡に成し遂げたことを歓迎した」と会談後の声明で発表した。
さらに、声明は、「両首脳は、本協定の署名に向けた作業を加速化させるよう、双方の事務当局に指示した」と続き、この協定が「戦略的パートナーシップに、新たな時代を画する」と述べている。
■92%の関税が撤廃されることに
日本・チリ両国は9月にこの協定に大筋合意を果たしているが、協定が発効されると、両国の貿易の92%の関税が撤廃されることになる。
チリにとって日本は米国に次ぐ輸出相手国で、銅やサケを中心に2005年の日本への輸出額は45億ドル(約5300億円)だった。
一方同年の日本からの輸入は、1億ドル(約1200億円)で、その約半分が自動車、電子関連および一般の機械が20%だった。
写真は17日、ハノイ国際空港に到着する安倍首相と昭恵夫人(c)AFP/Prime Minister’s Official Residence